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日本ダービー

カールが東日本で買えなくなってしまうという衝撃のニュースに揺れた今週の日本。
太陽が西から昇ることはあっても、カールがなくなってしまうことはありえないと思っていた。
うすあじの旨さは今のジャパニーズには伝わらないものなんだろうか。
西日本ではうすあじとチーズあじは残るみたいなので、黄色と緑色の枠の関西馬は要注意か?

1枠1番 ダンビュライト 武豊

皐月賞3着は鞍上の好騎乗につきる。
末脚のキレに欠ける感じなので、今の東京だと一雨ないと苦しそう。

1枠2番 アメリカズカップ 松若

2度のG1での体たらくがひどすぎる。
皐月賞ビリから巻き返すのはさすがに無理なのでは。

2枠3番 マイスタイル 横山典

皐月賞は先行するでもなく何をしたいのか分からないままの16着惨敗。
ここでは思い切って行く可能性もあるけど、だからといってどうこういうほどの馬ではない。

2枠4番 スワーヴリチャード 四位

皐月賞はゲートを上手く出て先行しそうな勢いで出していったものの結局は中団からの競馬。
最後は外から雪崩れ込んでの6着ということで、なんとなく中途半端に終わった感が否めない。
スローペースの方がレースがしやすいとは思うが、よーいドンの勝負になると若干苦しいか。
より切れそうなカデナやサトノアーサーよりかは前でレースをしたいところ。
良い枠を引いたので、今回もゲートをちゃんと出て1角のごちゃつきに巻き込まれなければ勝機は広がる。

3枠5番 クリンチャー 藤岡佑

皐月賞では1番強い競馬をしたんじゃないかと思わせる内容の4着。
淀みのない流れだと力を発揮するタイプということは分かった。
展開のカギを握る1頭だが、同じ馬主のカデナのことを考えると速い流れにはしなさそう。
福永にダービーを勝たせると意気込んでいるようなので、今回はアシスト役に徹するのではなかろうか。

3枠6番 サトノアーサー 川田

毎日杯は1頭だけ別の競馬をしての2着。
さすがにあれで差し切るのは無理があったけど、ためれば切れ味を発揮するのは確かなようだ。
皐月賞に出ていればおそらく負けていたと思うのでパスしたのは英断だが、
間隔が開きすぎるので京都新聞杯ぐらいは使っても良かったんじゃないかと思わないでもない。
切れ味勝負ならワンチャンスあると思うが、毎日杯からのローテは気にならないといえば嘘になる。

4枠7番 アルアイン 松山

皐月賞は速い流れが向いたのと鞍上が上手く乗ったのもあって見事な勝利を収めた。
今回は2冠を目指す戦いになるわけだけど、
イメージ的にはロゴタイプやイスラボニータに近い感じがするので善戦止まりと見る。
スローペースになるとこの馬より走れる馬は何頭かいそうなので過信は禁物だろう。

4枠8番 トラスト 丹内

かなりの強行軍なので無事に回ってくれれば、といったところ。

5枠9番 マイネルスフェーン 柴田大

休み明けとはいえ前走の青葉賞が負けすぎ。
そのレース以外はそれほど崩れてはいないんだけど、中山巧者の可能性もあるのでここでは買わない。

5枠10番 ベストアプローチ 岩田

弱いとは思わないけど現時点ではカデナやアドミラブルのかませ犬の域を出ない。
黄枠の関西馬だが、1勝馬に多くを望むのも酷だろう。

6枠11番 ペルシアンナイト 戸崎

皐月賞は完全にノーマークにしていたのをあざ笑うかのような2着。
勝負所で若干窮屈になったものの、インで上手く立ち回ったデムーロの手腕によるところは大きかったはず。
その鞍上がライバル馬のもとへ去ったのは痛いし、そのジャッジを尊重したい。
緑枠の関西馬もあんまり買いたくないなあ。

6枠12番 レイデオロ ルメール

休み明けの皐月賞はスタートが良くなかったことと、すぐに挟まれたこともあって後方から。
ロスを避けて最後は内から突っ込んできたのはルメールのファインプレー。
結果5着に敗れたけど調教がてらの内容としては十分すぎるのではなかっただろうか。
今回は上積みが見込めるし、アッサリ勝たれてもおかしくはない力を持っていることは認めるけど、
33秒台の上がりを求められる展開での適性が未知数なのでこの馬にすべてを託すのは怖い。

7枠13番 カデナ 福永

西のスローペース大王。
皐月賞では終始内に閉じ込められっぱなしでこの馬のリズムで走れなかった感じ。
レース前に不安に思っていたことがモロに出てしまったので大敗もやむを得ない。
この馬は上手く乗ろうとするとおそらくダメだ。
少々距離損になろうが外を回って勢いをつけてから直線を向かないと良さが出ない。
東京コース、それもスローペースになりやすい2400mは明らかにこの馬向きの舞台設定。
馬名も似てるし、同じ馬主グループのキズナの感じで乗ってくれば結果はついてくると思う。

7枠14番 ジョーストリクトリ 内田

やっぱりNZTは上手くいっただけだったんだろう。
距離が伸びて良さそうな感じは皆無だし、他の馬の邪魔だけはやめてもらいたい。

7枠15番 ダイワキャグニー 北村宏

東京では3戦3勝と無類の相性を誇る。
ただ本番での好走例が極端に少ないプリンシパルSからというのがどうか。
そこさえ気にしなければスローペースも悪くないし面白い1頭ではある。

8枠16番 キョウヘイ 高倉

ダービー出走は名誉だしね。
ジョーストリクトリと同じく他の馬の邪魔さえしなければ別にいいです。

8枠17番 ウインブライト 松岡

皐月賞はスタートがもうひとつな上に外々を回らされる厳しい展開。
それでもコンマ5秒差だったのでよく頑張ったとも言えるけど、
ダービーで勝ち負けになるにはちょっと足りないかなあ。

8枠18番 アドミラブル デムーロ

前走の青葉賞は2着に2馬身半差を付ける完勝。
直線でフラフラ走っていたのはいただけないが、能力があることは分かった1戦だった。
前々走のアザレア賞ではスローペースも経験しているし、流れに左右されないのも強み。
スタートは下手だし幼いところもまだありそうで不安もあるが、魅力ある馬であることは間違いない。
大外枠もスタート後すぐのポジション争いに巻き込まれないと考えればプラスともいえる。

さて今年のダービーの印は、

◎スワーヴリチャード
○カデナ
▲レイデオロ
△サトノアーサー
×アドミラブル
×アルアイン
×ダイワキャグニー

となりました。

いろいろ考えるときりがないので、皐月賞前の直感を信じることにしました。
スワーヴリチャードとカデナは明らかに皐月賞よりはダービーの方が良いはず。
カデナは絶対に伸びてくると思うけど、届かないということも十分考えられる。
だからカデナよりも前で競馬ができて末もしっかりしているスワーヴリチャードを◎に。
ゲートの不安はまだ消えないので、スタート後すぐに投了の可能性もあるけどそこは信じるしかない。
順番の間違いはあるかもしれないけど、この7頭で収まるんじゃないかなあとは思います。
ただスローペースが前提なので、トラストやクリンチャーの動き次第で速くなったらちょっと不安。

結論:3連複◎ー○▲△ー○▲△××× 計12点

by topgun_crossandra | 2017-05-27 19:43 | 雪崩式騎乗の空論